株式会社いのり繊維紙工      
 
チラシ・DM編

チラシとDMで集客を考えている方必見

 

広告の真実を知って、汗水流して稼いだお金の無駄な垂れ流しを防ぐ方法とは?

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広告の反応率は?

広告の反応率  当社は、広告代理店じゃないので、本音で言いましょう。広告の反応率なんて、ビックリするほど低いんですよ。数年前に読んだ本では、チラシの反応率は、3%と書いてありました。この数字は、通説のようにあっちこっちで言われていますし、信じている人も多いのではないでしょうか?私も修行中に、社長からこの反応率を聞いたことがあります。

 では、実際の反応率は、どれぐらいなのでしょうか?当社の数少ない経験や同業他社の本音などを合わせて考えると、常識と言われている3%という数字の10分の1以下が妥当な数字だと思います。それも、結構、こったチラシでですよ。ありきたりのチラシだと20分の1とか、30分の1の世界です。

この数字を聞いてもピンとこないでしょう。当たり前ですよ。だって、チラシの反応率の計測なんて、ちゃんと説明する業者もいないし、雲を掴むような話として、真剣に考えたことなど、なかったのでしょうから。

 逆に聞いてみますけど、新聞の折り込みチラシ、多い地域では、1週間で100種類以上入る地域がありますが、いつも行くスーパーや百貨店などを除いて、知らないお店のチラシを見て、一ヶ月に何軒回ったことがありますか?0軒、ていう方も多いんじゃありませんか?私もその1人です。それなのに、なぜ、・・・。

 チラシもこだわって作れば、かなりの反応率を稼げます。しかし、業者に任せっきりでは、お金がいくらあっても足りません。本当にお金をドブに捨てるようなものです。

ではどうやったら、反応率を上げることができるのでしょうか?

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頭の中に汗をかこう!!

 まず、包装資材編でも書いたことですが、まず、自分の所に来るチラシを片っ端から集めて検証してみましょう。そして、同一商圏内で使われていない紙の色を皆様のお店のチラシの色にしましょう。だって、チラシは、人の目に留まらないといけないのですから。そうして考えると、他者と同じ色のチラシにするよりも、違う色のチラシにした方が、注目を浴びると思いませんか?

頭の中に汗を あと、チラシの内容にも一工夫しましょう。抽象的な説明ですが、例えば、痛い思いをしている人にその痛みを和らげる方法を教えるのと、別に困っていない人に、気持ちいいことを教えるのと、どちらが、反応がいいと思いますか?答えは、前者です。だったら、そのようなコピーを考えて、困っている人に、その解決方法を教えるようなチラシ作りをしてみませんか?ビックリするぐらい反応率が上がりますよ。

 でも、業者任せにしないで下さいよ。だって、お店の商品のことを一番知っているのは、お店のオーナーであるあなたなのですから。だから、自分の頭の中に汗をかくくらい真剣に悩んでチラシを作って下さい。必ず、いつもと違った反応がありますよ。ただし、注意して下さいね。独りよがりになることだけは。

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DMに対する考え方。

 DMと一口に言っても、新規顧客獲得用のものや顧客確保用のもの、顧客掘り起こし用のものなど、大きく分けて、3つの意味を持ったものがあります。これらすべてを網羅して、DMを作ろうとすると間違いなく、失敗します。当たり前のことですよ。だって、性格の違うDMを一緒に考えて作っても、お客様には、何が言いたいのか、分からないのですから。ひどい場合は、お客様が逆にそっぽを向く可能性もありますよ。

DMに対する考え方 顧客確保用のDMのコツだけ、お教えしましょう。パソコンを扱えるのでしたら、ワン・トウ・ワンマーケティングにチャレンジしてみては、いかがですか?

 ある化粧品店で実際に成功した事例ですが、化粧水しか買われないお客様に、乳液のキャンペーンの告知をしたり、また、周期購入が把握できた場合は、遅れ気味になったときに、その商品のPR用のハガキを出したりという工夫をして・・・。ブティックでもこの方法で、顧客の来店頻度UPに成功したお店もあります。「ちょっと、足が遠のいたなぁ」って思うお客様がいたら、前回のお買い上げになった洋服の色や素材、サイズを基に「OO様にぴったりのインナーが入荷しました。是非、お立ち寄り下さい」のような感じのDMを出します。実際に来店されたときに、本当にぴったりの商品を用意していたら、かなりの確率でお買い上げになるし、また、たとえピッタリの商品がなかったとしても、そのお店にとって、自分は特別な存在なのだと感じ、用事がないときでも、顔を出してくれるようになるのです。

 たいへんに感じるかもしれませんが、安いパソコンがあれば、そんなに苦労せずにできることですよ。一度試してみては、いかがですか?

 新規顧客獲得用のDMでも、顧客掘り起こし用のDMでも、顧客確保用のDMと考え方は同じです。お店の商品を一番知っているオーナーが真剣に頭の中に汗をかいて考えたDMは、絶対に大きな失敗はしません。そして、さらに、いくつかのステップを踏めば、確実に売上につなげることができます。でも、業者任せにしていると、本当に、苦労して稼いだお金をドブに捨てるだけですよ。

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なぜ、業者任せにしては、いけないのか?

業者任せ 実は、簡単なことです。業者(広告代理店など)は、広告を取るのが仕事であって、お店の売上を伸ばすことは、仕事じゃないんですよ。もっと、つっこんだ話をすれば、皆様のお店にある商品に対する知識もないので、どうすれば売れるのかなんて、分からないのが実情です。だから、オーナーが頑張らないといけないのです。お店の商品に対して、一番知識のあるオーナーが本気になって考えれば、業者の小手先だけのこじゃれたデザインのチラシやDMなんかより、遥かにお客様を呼んできて、売り上げも伸ばします。

 ただ、勘違いしないで下さいネ。業者が、一方的に悪いのではないんですよ。だって、頭の中に汗をかくのを嫌って、業者任せにしていたのは、他ならぬあなたなのですから。

 店のオーナーが確立した意見を持ち、それを実直に聞き入れ表現できる業者がいれば、最高のタッグだと思います。私は、そんな業者を目指しています。また、そんなオーナーさんを探しています。

 蛇足ですが、一度、DMの依頼を受け、原稿待ちをしていました。何度催促しても、原稿(商品内容)が上がってきません。オーナー様にアポを取ってお伺いしたのですが、留守でした。結果、展示会にDMが間に合わず、大失敗でした。後日、オーナー様から会いたいので来てくれと言われたので、お伺いしたら、すべて責任転嫁。展示会の失敗は当社の責任になっていました。そして、文句の雨あられ。でも、考えてみてください。基本デザインもできてないのに、DMの原稿が展示会4日前に上がってきても、どうすることもできないと思いませんか?私は、それ以来、そのお店の仕事は、どんなおいしい仕事でも断っています。

 私の勝手な思い込みかもしれませんが、いい仕事をするには、人間関係が大切だと思います。それも、できたら対等の。そうしないと、当社の持つノウハウをいくら説明しても、右から左に抜けて、いい仕事ができないと思うからです。

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大手企業は、広告で成功している?

 大手企業のテレビCMやチラシを見て、購買につながる件数って、実は、計測不可能なんですよ。一応、広告代理店の方は、計測可能って言うと思いますけど、すごい眉つばものですよ。だって、偶然入った店で、店員の説明が気に入って買ったとしても、CM期間中だからといって、数字に入れ込んだりするのですから。 実は、大手企業は、はじめから宣伝広告費を予算として上げているので、その消化として、広告を出すことだってあるんですよ。そんなののマネをしていたら、無駄金の垂れ流しどころか、会社がなくなる可能性だってあるんですよ。

 もし、皆様が広告を出すのであれば、まず、何をPRしたいのかを真剣に考え、それに合った媒体(テレビCM・ラジオCM・チラシ・DM・立看など)は何かを考えから、広告を出して下さい。しかし、イメージ広告は、絶対にいけませんよ。金持ちの道楽でしかないですから。皆様の身になるレスポンス広告をしてくださいね。レスポンス広告とは、広告の中に「お試しセット」とか「無料サンプル」と言って、反応率の計測を簡単にした広告のことですよ。レスポンス広告については、皆様もきっと一度は、お客様の立場で経験していると思うので、ご存知だと思いますが、結構、反応率がいいんですよ。そして、ステップを踏むことによって、見込み客の囲い込みだけでなく、必ず、売上げにもつながります。

 ステップの踏み方だけ簡単に説明致します。ハードルを低くして、階段のように、お客様が、上にあがってくる仕組みを作ることです。「無料サンプル」から始まり、購入しやすい商品に導いて、最終的には、オーナーが売りたい商品に結びつける。このシステムを確立することで、レスポンス広告は、最強の集客システムとなります。

大手企業は、広告で成功している?当社は、テレビCMやラジオCMなどを受けたことがないので、正直、尋ねられても・・・。
チラシやDMについては、商売でやっている以上、自信を持っています。また、チラシやDMの次のステップ、会社案内も「仕事の取れる会社案内」を目標に製作しています。でも、一貫して、説明していますが、お店のことや商品に一番詳しいオーナーさんが本気になって、頭の中に汗をかいて、考えないと、いいチラシやDM、会社案内は、できないですよ。

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目次

  1. 広告の反応率は?
  2. 頭の中に汗をかこう!!
  3. DMに対する考え方。
  4. なぜ業者任せはいけない?
  5. 大企業は広告で成功している?

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